お客様と会話していると、転勤などで遠方から来られる方がいます。
今の時期は、積雪もそれなりにあることから雪と暮らすことが大変そうに見えるようです。
確かに大変です・・・
「雪は楽しむものであり苦しむものではない」と思いつつも、そこで生活している方々は雪によって収入を得ていたり、交通機関がマヒしたりなど影響もあります。
話を広げると、日本は四季があるため、四季用の生活があります。
家、服、食品・・・すべてその時期に合わせ生活します。
エアコンなどは、冷暖房は当たり前で、さらに空気清浄機や加湿、イオン、人感センサー、エコ、勝手に掃除してくれるなど機能も満載です。
それが、外国で暑い、暖かい地域だと、暖房もいらないし、雪も降らないのでスタッドレスタイヤ、冬用ワイパーなど必要ないため考えることもありません。冬の生活を考える必要が無いという事です。
日本は、毎年の季節に合わせて計画したり、もっと過ごしやすいよう工夫したりするので、あらゆる商品、製品など成長、発展が早かったと思います。
厳しい環境は、苦しそう、可哀そうと思いますが、将来に備えた思考になったり、その期間我慢したり努力することで次の成果が見えるという事もあり、創意工夫にもつながるのかと思います。
厳しい環境だからこそ、我慢強くもなり耐性もつきやすいです。
暮らしやすいから、居心地がいいからは誰もが望むところですが、人生において結果的に望んでいるものが果たして本当のものなのか?
弊社では、寒い所と暑いところに海外拠点があり、自分自身は、いま雪深いところに住んでいる身として考えさせられています。