先日、異業種の研修会後の懇親会で、ある部長さんが、その取引先の担当者に寄り添って会話していたのが印象に残りました。
有名な話らしいですが、志村けんに「弟子をやめさせてくださいと言った芸人」について話していました。
運よく弟子入りし運転手になって四六時中、志村けんに寄り添っていたが、運転手という立場だったため雑用も多く、芸人としての腕を磨く時間が無かった。弟子になって3年が経って、「自分の芸を磨く時間が欲しいので、弟子をやめさせてください」と話した。志村は、「お前3年間何もやってないじゃないか。環境を変えたら自分は出来ると思っているかもしれないけど、やる人はどの環境にいても絶対やるからな、与えられた環境で何もしていないお前は他に行っても何もできない」と言われた。それを機に動き出し活躍し始めたという内容ですが、私はどちらかと言えばこちら派なので、色々気付く点が多かったです。嫌なら環境を変えるとか逃げるとか前向きとかいう表現、自分に都合のよい言葉を並べて続け生活している人もいます。それで人生が助かっている人もいます。こちらも否定しません。私は粘り強く継続することで切り開いてきたこともあり、志村さんの想いはとてもわかりやすかったです。