問題の引き金を引いている人は誰?

 日本経済新聞によると、昨日、経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団がニューヨークで破産申請しました。

格付け会社大手のムーディーズが、アメリカ中小銀行10行(有名どころばかり)の格下げを発表しました。

目で見えるようになってきました。まだまだ序の口だと思っています。  

 今日の、某専門誌の表紙において「鉄骨需要400万㌧割れも」という記事を見つけました。

初夏に、某業界紙の方との意見交換時に、「このペースだと410万㌧くらいかと予想しています」と聞いていました。

「下期の挽回がカギ」という事で、

リーマンショックの影響で、400万㌧を下回っているペースではないものの、明らかに前年度より需要が少ない。

リーマンショックの時は、本当に苦しい環境でした。

それまで求人を出し積極的に投資をしている会社が、苦しくなり突然リストラしたり賞与カットなどの経営に走りました。

経営方針の間違いのツケは社員が負うものではありません。

時間の経過と共に経営のスリム化という名の現象が表れ始めるのではないかと思っています。