あの日のきらめき

いつもご指導頂いている異業種の社長様が、このたび事業承継が終わったとのことで報告がありました。

55歳から5年間で引き継ぐと宣言し、結果的に65歳でバトンタッチになりました。

「なぜ遅れたんだろう」と自問自答したところ、「後継者育成が5年くらいで大丈夫と思ったが、結果的に10年かかった」とのことで。

原因はそれだけではないですが、その辺は吞みながらでも会話することになり、

当時は、「60歳で事業承継が出来ない人は、だいたい事業承継に失敗した奴や」と言っていた本人が非常に反省していました。

ここ最近AI、chatGPT、IT系についてこれなくなったこと、トップが分からないと部下任せでは環境の変化についていけないなど(社長のIT度合いは、会社のIT度合いと比例するらしい)

話の節々に重みがありとても学ぶ点がありました。

経営は全て断ち切ったとのことで、「会社には未練がましくいたくない」と、第二の人生を送るうえで、「渡邊君手伝って!!」とのことで、一番に声をかけて頂いた事、とても嬉しいです。

どうやら、鐘の音に導かれたようです。