若い創業者たちとの出会いが教えてくれた、アナログの価値

先日、異業種の研修に講師として参加する機会をいただきました。

参加者は20〜30代の若い創業者ばかりで、最年長でも38歳。50歳を超える私は、まさに"生きた化石"のような立ち位置でしたが、だからこそ求められる役割があると感じながら臨みました。

この研修会は、普段はAI系のコミュニティとしてすべてオンラインで運営されているとのこと。

しかし今回は、初の試みで、あえてアナログで集まり、リアルな場で学び合うという企画でした。

オンラインが当たり前になった時代に、あえて顔を合わせるという選択に、私は大きな意味を感じました。

私に期待されていたのは、AIの可能性や限界、そしてAI業界の方々では気づきにくい視点を、現場で経営を続けてきた経験から伝えることでした。

技術の最前線にいる若い創業者たちはスピードも発想力も素晴らしい一方で、長く経営に携わってきた人間だからこそ見えるものもある。

その外側の視点を求められたことは、私自身にとっても大きな刺激となりました。

若い創業者たちと話す中で、彼らのエネルギーや迷いながらも前に進む姿勢に触れ、私自身がこれからどう社会に貢献していくのかを改めて考える時間にもなりました。

年齢を重ねたからこそ持てる視点や経験があり、それをどう活かしていくのか。

今回の研修は、その問いを再確認する貴重な機会となりました。

アナログの場で交わされた言葉や空気感は、オンラインでは得られないものばかりでした。

AIがどれだけ進化しても、人が直接集まる価値は決して失われない。

むしろデジタルが当たり前になった今だからこそ、アナログの力が際立つのだと強く感じました。

今回の研修を通じて、経験は武器になり、年齢は視点の幅を広げるものであると改めて実感しました。

これからも、自分の経験をどのように社会へ還元していくのかを考え続けながら、歩んでいきたいと思います。