外国人技能実習生 一期生3名と歩いた道のり

メタルプロダクツインドネシアの社長として現地を支えてくれているドニさん。

彼の姿を見るたびに、私はいつも、あの頃の記憶がふっとよみがえります。

約15年前。当社が初めて外国人技能実習生を受け入れたとき、やって来てくれたのが、ドニさん、ヘリさん、ワフユさんの3名の一期生でした。

当時の会社は、社員数20名ほど。毎日が慌ただしく、整った受け入れ態勢など到底言えない状況で、環境整備も遅れ、彼らには本当に多くの不自由をかけてしまいました。

それでも3名は、誰よりも真剣に、誰よりも一生懸命に働き、会社の成長を支えてくれました。

あの頃の彼らの姿は、今でも鮮明に思い出せます。慣れない土地で、慣れない言葉で、慣れない仕事。

それでも、目の前の仕事に向き合う姿勢は、まっすぐで、強くて、誠実でした。

そして今。3名のうち2名は特定技能として当社で働き続け、現場をまとめる存在になりました。

指示がなくても率先して動き、周囲を自然と導いてくれる。彼らの背中を見て育った若い社員も多く、会社にとって欠かせない柱になっています。

一方、ドニさんはインドネシアでメタルプロダクツインドネシアを立ち上げ、今年で10年。彼が現地で築いてきたものは、単なる事業ではなく、私たちの「絆そのもの」です。

節目の年を迎える今、改めて強く思うことがあります。最初の技能実習生が、この3名で本当に良かった。

心からそう思います。 彼らがいたから、今の当社の外国人材受け入れの基盤ができました。

彼らがいたから、インドネシアとの深い信頼関係が生まれました。

そして彼らがいたから、私は「人が会社をつくる」という当たり前のことを、改めて深く理解できました。

これまでの感謝を、必ず形として還元したい。そして、彼らが歩んできた道のり、積み重ねてきた努力は、同じ経験をした者にしかわからない世界です。

その世界を、これからも一緒に楽しみながら、さらに良い未来を築いていきたいと思っています。